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毛細血管拡張症

毛細血管拡張症とは、皮膚の表面に近い部分の毛細血管が慢性的に広がり、皮膚の表面から赤く見える状態です。皮膚炎のような炎症は伴わないため、見た目の変化のみが目立ち、薬では改善しづらいのが特徴です。また、自然に治ることもありません。
原因・要因
毛細血管拡張症の発症には、以下のような要因が関与すると考えられています。
- 遺伝的な体質
- 酒さや酒さ様皮膚炎
- 長期のステロイド外用薬の使用
- 肝機能障害(肝硬変など)
- 妊娠やホルモンバランスの変化
- 自己免疫疾患(膠原病など)
- 加齢
症状のタイプ

毛細血管拡張症は、血管の形態により以下の4タイプに分類されます。
単純(線状)型
赤色や青紫色の線状の血管が皮膚表面に現れます。鼻や頬に多く見られます。
樹枝状型
枝分かれした血管が見られ、顔のエラのあたりに多く出現します。
クモ状型
中心から放射状に広がる血管が特徴。妊娠や肝疾患に関連して現れることがあります。
丘疹型
表面がやや盛り上がった紅色の小さな血管。見た目は老人性血管腫に似ていますが、医療機器で鑑別可能です。
治療方法
Vビームプリマ(レーザー治療)
赤みに特化した波長を持つレーザーで、拡張した毛細血管のヘモグロビンに反応して、血管を選択的に破壊します。顔の赤み、酒さ、ニキビ跡の赤みなどに幅広く効果が期待できます。照射後は赤みや内出血が一時的に出ることがありますが、数日〜1週間ほどで落ち着きます。症状や反応に応じて1ヶ月〜3ヶ月に1回の施術を繰り返します。
IPL光治療(ノーリス)
ノーリスは広範囲の赤みに対応できるIPL(光治療)機器です。照射の強さや波長を細かく調整できるため、肌にやさしく、赤ら顔や軽度の酒さにも適しています。また、ダウンタイムが少なく、肌への刺激を最小限に抑えたい方にもおすすめです。
保険適用について
毛細血管拡張症のうち、下記の疾患には保険が適用されます。
- 単純性血管腫
- 苺状血管腫(乳児血管腫)
- 毛細血管拡張症(病的な血管病変)
これらの症状に対しては、保険適用の治療となります。診察にて症状の確認を行い、保険適用の可否をご説明いたします。ただし、ニキビ跡や酒さ様皮膚炎など、見た目の改善を目的とした施術については保険の対象外となり、自費診療扱いとなります。
治療の流れ
step01
カウンセリング・診察
医師が症状や肌の状態を詳しく確認し、診断と治療計画を行います。
step02
施術
Vビームまたはノーリスのうち、適した機器で照射を行います。照射部位や範囲によって所要時間は異なります。
step03
アフターケア
施術後の赤みや炎症を抑えるためのケア方法や、日常生活での注意点を説明します。
よくあるご質問
痛みはありますか?
ダウンタイムはありますか?
何回くらい治療が必要ですか?
毛細血管拡張症でお悩みの方へ
京都市中京区・烏丸のからすま片山形成外科では、毛細血管拡張症による赤みや赤ら顔に対し、肌の状態をしっかり診察した上で、適切な治療方法をご提案しています。使用するレーザー機器はすべて、医師自身が構造や特性まで深く理解し、安全性と効果を見極めたうえで導入したものです。保険診療と自費診療の両面から、患者様のご希望や生活スタイルに合わせた治療を大切にしています。赤みがなかなか引かない、繰り返し炎症が出るなどのお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。丁寧な診察とわかりやすい説明で、安心して治療を受けていただけます。